2013年08月26日

ハングリー精神




昨日、オリンピック金メダリストの村田諒太選手が、
プロデビュー戦を勝利で飾りました!

しかし、確か・・・、
「1億円つまれてもプロにならない」
と言い放っていた筈。
そんな村田選手のアマチュア精神にある種の好感を持っていましたが・・・、
どういう気持ちの変化があってプロへの転向を決めたのか、ずっと気になっていました。

以下、小生のひとり言、であります。



妻子がいるというのに・・・、
職員として世話になってきた東洋大学を離れるというのか。
金メダリストの実績をもって「後進の育成」に尽力していくのではなかったのか。

さては・・・、
プロの世界の金や名声に目が眩み、道を誤ってしまったか!

申し訳ないが、
ハングリー精神もないまま、
オリンピック金メダリストの肩書きだけで、
プロの世界に通用する筈がない!

ましてや、
Wポイントの奪い合いWのオリンピックに対して、
W倒すか倒されるかWのプロの世界では、
似て非なるものがある。

そんな思いから、村田選手への好感度が薄れていた。

しかし、昨夜の「情熱大陸」というドキュメントを見て、
いささか浅薄ではあるが・・・彼がプロ転向へと変化していった過程を知り、再び、好感度が増していった。

先ず、プロ転向を否定していた理由は、
「プロに転向して、金メダルを傷つけるようなことがあってはならない」
とのアマチュア精神の強い思いがあったからとの事。
そんな彼からは、プロの世界をなめたような態度は微塵もなく、畏敬の念さえも伝わってきた。
そして、
「金メダルの栄光にすがって生きていくのではなく、その栄光を過去のものとして、新たに挑み続けることをしなければ何も生まれない」
との気持ちが芽生え、変化していったように推測された。

番組では、アマからプロへの変化の過程が明確には伝え切れてはいなかったが・・・、
彼の日常や稽古風景を追うことで、彼の人となり、彼を取り巻く環境、そして彼自身の内なる声が見る者には想像できた。

このままではいけない!
金メダルを取ったことで、そこがゴールではない。
まだ先がある。それは・・・大学で後進を育成することか?
違う・・・!
自らが闘うことだ。
プロに転向して、新たな闘いに挑むことだ!
例え、負けて、金メダリストの実力はこんなもんだ、と言われても構わない。そこですべてを失っても構わない。
自分には、やらなければならない闘いがある!
胸中で燃えたぎる情熱を、
更なる極みへと高めていき、
闘い続けなければならない宿命がある!

そんな叫び声が感じられた。



小生、恥ずかしながら、
一夜にして、村田諒太選手への見方が変わりました。

金メダリストという誇りを捨て去り、
プレッシャーに押しつぶされそうになりながら、
新たな世界へ飛び立とうとする!

その姿が、強く美しく潔く!
彼特有のWハングリー精神Wだと感じ入りました!

そして、
見守ってくれた妻子、
「明日のジョー」をプレゼントしてくれた親、
世話になった東洋大学・トレーナー等々、
関わった人々へのWやさしさWまでもが感じられました。

彼に、あの謙虚さと素直さがある限り、きっと伸びる!

今、置かれている環境を、
更なるハングリー精神に変えて、
金メダルに続いて、
世界チャンピオンベルトまでも勝ち取って欲しい!
いつしか、そう願っている自分がいました。



空手の世界も然り!
今、置かれている現状に満足するのではなく、
日々、更なる極みへと高めていき、精進を続けていかなければならない!
そう自戒しております!

押忍!



posted by 井上誠吾 at 10:24| 日記