2013年09月09日

修行カップル




昨日は、
指導員の廣田圭亮君と愛を育んできた彩弥さん、
二人の結婚式でした。

小生は祝辞を頼まれ、その中でも述べましたが、
二人はお似合いの「修行カップル」と称せます。
その理由とは──。

先ずは新郎・圭亮君から。
あの「事件」は、そう、ご両親にとっては「事件」といってもいい位の衝撃だったのではないか、と思っています。
彼が大学4年生の時、
「誠真会館の指導員として使って貰えないでしょうか?」
と小生に申し出てきました。
どうやら、大学卒業を控えているのに、就職活動はしないで、空手の指導員として身を捧げたい、というのです。

しかし、小生は、
「指導員というのは、社会経験が絶対に必要だ。様々なアルバイトをして、社会経験を積みながら指導をやりなさい」
と告げました。
一般道場生には、お医者さんもいれば、大学教授もいれば、職人さんもいれば、中には背中に龍や牡丹の絵をかいた人、なんかもいるわけです。
それは、そのまま少年部の保護者にも同じことが言えます。
指導員は、様々な職業の方々、様々な立場にある方々と接することから、臨機応変に対応できる能力が必要不可欠です。

圭亮君は、小生の指示に従い、アルバイトをしながら、指導員を始めました。
彼のお母上とは、以前から面識があり、そんな指導員生活を賛成されていたのですが、お父上としては、
「何が悲しくてアルバイトしながら空手の指導員なんだ」
と思われていたんじゃないかと・・・。
しかし、お父上が小生の席まで来られ、
「息子の成長は、館長から受けた空手指導のお陰です」
と感謝の言葉を述べられました。
これには、安堵と共に嬉しさが込み上げてきました。

その圭亮君、
指導員として、いろんな道場生を教えながら、自らが空手修行に励んでいましたが・・・。
「空手修行もしたいのですが、ラーメン修行もしたいです」
今度は、小生にとって「事件」といっていい位の衝撃が!
「何が悲しくてラーメン修行なんだ」
と思う小生に、彼はこういいました。
「やがて自分のラーメン店を立ちあげて 、そのラーメン店で若い道場生たちをアルバイトで面倒みながら、強い選手たちを輩出したいんです」
これには感動しました。

彼は今、ラーメン修行しながら、新宿で「鈴蘭」という店の経営に携わりながら、店長として働いています。
近々、彼がオーナーとなってラーメンブランドを立ち上げる、とのことです。
やがて、きっと、その店で、
「若い道場生たちの面倒みながら、強い選手たちを輩出する」
有言実行の姿勢を示してくれるものと信じております。

さて、新婦・彩弥さん。
二人は大学に入ってすぐにお付き合いが始まり、交際9年!
永い春の末の結婚でありました。
圭亮君から、何度か写真を見せて貰って、可愛い方だなぁと思っておりましたが、実物はさらに可愛い!
会場から「お人形さんみたい」との声が上がっていましたが、本当に清楚で、しとやかで、人形のように可愛い方です。

その彩弥さん。
実に辛抱強く、9年という長い期間を待ち続けました。
圭亮君が、安定した企業に就職することもなく、
「空手修行だ、ラーメン修行だ」
と何やら修行に明け暮れる間・・・よくぞまぁ、呆れず、文句も言わず、耐えてこられた、と思います。

圭亮君が「空手とラーメン修行」ならば、
彩弥さんは「忍耐という修行」をされたと思っています。
まさにお似合いの「修行カップル」の誕生です!

圭亮君は、誠真会館ホームページの指導員の欄に、
「昨日より今日、今日より明日の自分へと、充実した日々を送れるように励んで下さい」
と書いていますが、
その言葉を、そのまま祝辞で引用して述べましたが、再度、このブログでも、お二人へのお祝いの言葉として、送らせていただきます。


圭亮君と彩弥さんへ。
「昨日より今日、今日より明日のWお二人Wへと、充実したW幸せなW日々を送れるように励んで下さい」           





この日は、
オリンピックの東京招致が決まった日でもありました。
圭亮君も、式の最後の挨拶で「オリンピックが決定した日に結婚式」ということを述べていましたが、
このオリンピックについては、
次回から、このブログで、三回に分けて、以下のタイトルで書いていきたいと思っています。

1回目 「オリンピックと空手」
2回目 「オリンピックと平和」
3回目 「オリンピックと繁栄」

以上です。
是非、覗いてみて下さい。

          


posted by 井上誠吾 at 10:59| 日記