2014年03月08日

手本となる戦い!




先日の日曜。
一般審査会のあと、黒帯二人が昇段審査を受けました。

一人は、新座道場責任者の坂谷亨弐段
もう一人は、本部道場事務局長の山内俊宏初段。
それぞれ30人組手、20人組手、に挑みました!

このブログは、空手とは無縁の人々もご覧になっているので、ここで説明をさせて頂きます。
この組手というのは、
W昇段審査を受ける人物が、1分ごとに相手を変え、次から次へと戦っていき、20人、30人と対戦を重ねていくW
という過酷なものです。

その上、二人とも、持病がありながらの挑戦でありました。
健康な人であっても、大変な審査なのであります。
しかし、二人揃って、
「やります!」
と気迫が充満していました。

それでも、小生は正直なところ、二人には申し訳ないが、不安でありました。
あいにく、大会ドクターとして、いつも来て貰っている道場生で医師でもある長尾氏が、この日は出張で来ることができない状態です。
万が一のことがあってはならないのです。

実は、
長尾氏のスケジュールに合わせて、日程を遅らせようか、とも考えたのですが・・・、
諸々の事情から、断行することにしたのです。

心を鬼にして、山内初段からの20人組手を開始!
ただし、体を気遣い15人達成した時点で合格としました。
そして、見事に15人を達成!
「ここで、やめましょう」
と小生が語りかけると、
「20人まで、やらせて下さい!」
と力強い返事が返ってきました。

そして、
駆けつけた皆さんの声援を受けながら、あと5人と対戦!
ついに20人組手を完遂させました!
素晴らしい!

続いて、坂谷弐段の30人組手が開始!
こちらも、体を気遣い20人達成した時点で合格としました。

そして、山内初段と同じように、見事に戦うのですが・・・、
17人目くらいになると、坂谷弐段の顔色が悪くなってきたので、休憩を入れました。
息子で新座道場指導員の銀次郎初段が父を案じて、
「20人で、止めたほうが良いかもしれません」
と小生に囁いてきました。

不安な中、再開。
しかし、なんと一転。
気合いを込めた戦いを展開し、見事に20人を達成!
「もう充分です」
と小生が止めると、
「あと10人、30人までやらせて下さい!」
先程の顔色の悪さなど吹き飛ぶほどの元気ある言葉が返ってきました。

そして、30人へ向けての戦いが再開!
ラストの10人は、見ているほうもつらいし、長かった。
当人は、どれほどつらく、長く、苦しかったことか・・・!
しかし、
周囲の心配をよそに見事に30人組手を完遂させました!
素晴らしい!

山内俊宏弐段
坂谷亨参段、
辛い病を克服し、見事な昇段組手でした。


「やる気」があれば、病を乗り越え、戦うことができる!
二人の戦いぶりは、それを証明しました!
見事な手本を道場生の皆さん方に示してくれました。
本当に、お疲れ様でした!

あの日、昇段組手に関係したすべての皆さん方に、
感謝の押忍!




posted by 井上誠吾 at 12:51| 日記