2016年11月09日

熊本被災地&福岡から帰京!



一昨日、九州から帰ってきた!

熊本県南阿蘇村での上映会、
福岡県宮若市&直方市の両市長への表敬訪問、
朝日・毎日、西日本新聞、各新聞社の取材、
協力して頂いたライオンズクラブの方々との懇親会、
等々が主な行事である。

南阿蘇村での上映会では、
主演女優の菜葉菜さんと浅野プロデューサーから、
「乗る飛行機が故障で飛べず、遅れます」
との連絡が入ったものの、代替便で本番直前に到着!

打ち合わせもなしで、ぶっつけ本番で舞台挨拶へ!

司会者を兼ねた小生のフリに対して、
菜葉菜さんも浅野プロデューサーも見事に応えてくれ、
そして、大葉健二と関根大学はもちろんのこと、
さらには、坂谷彦山九州本部長も坂谷朝男顧問も、
会場のお客さんにしっかりと個々の思いを伝えて頂いた。

この様子を総本部ブログのM澤ブロガーに伝えたかったのだが、
関根大学カメラマン本人がゲストとして登壇しているため、
演武の板割りの様子などが伝えられなかった。

その辺は空手演武ゆえに、以下、ここで逸話を紹介したい。

先ずは、恒例の、
「板割りと『労り』をかけ、邪気という「き」を折る」
との駄洒落から入り、
彦山先生に2枚、朝男先生に1枚の板を持って貰った。
実は、朝男先生にも2枚持って貰うつもりだったのだが・・・、
何のことはない、家を出る時に1枚忘れてきていた(汗)。

仕方なく、2枚と1枚に分けて、寸勁で割ろうとした。
しかし・・・、
彦山先生に持って貰っている2枚の板がなかなか割れない!
寸勁とは、数センチ動かすだけの打撃技である。
可動域が短いので、実に難しい(汗)。
途中、正拳に切り替えるか、と一瞬思ったが、
ここは、寸勁で割ったほうが凄みがあると判断。
4度目の挑戦で、やっと割れ、残る1枚も割り、成功!

技が熟練されていれば、一瞬の発動で割れるものを・・・(汗)。

演武が終わったあと、浅野プロデューサーから、
「正拳で割ったほうが痛そうで迫力がありますよ」
と、あっさりと言われてしまった。
寸勁で割ることの難易度がまったく伝わらなかったようだ。

これから先、演武での寸勁は封印!
可動域もたっぷりに正拳で思い切り叩き割ってやる(笑)!

上映会の終了後、握手会で見送る際、
何人もの人から、
「涙が溢れてきて、感動しました」
との声が届いた。
そして、
「被災して多くのものを失いました。しかし、この映画を観て、頑張ろうという勇気が湧いてきました」
との教育長の言葉は重く響いた。

同時に、福島県矢吹町の被災した母と子を思い出していた。

2012年9月、映画が完成した直後、
最初に東日本大震災の被災地での無料上映会に拘り、
門馬師範の協力を得て、矢吹町での上映が実現したあの時である。
上映後に、
「映画の母と子と同じようにすべてを失いました。でも、この映画を観て、生きる勇気が湧いてきました」
と被災した母と子に泣きながら握手を求められた。

あの時の母と子と今回の教育長の言葉が重なった!
そして、
「本当に、被災した人々は辛い日々を送っているんだな。
しかし、この映画が希望の光を投げかけてくれた。
否、それは思い上がりであろう・・・。
少なくとも、勇気づけの一助になってくれた!」
との複雑な思いが絡み合い・・・目頭が熱くなってきた。

まったく、年を取るごとに涙腺が弱くなってきている。

と書いたところで・・・、
またナガクなってしまった。
最近、
「ナガイと読みたくなくなります」
との声が届いており、
次回へ!


しかし、早く書かないと新鮮味が薄れてくるので、
次回と言っても、2時間後くらいかな・・・。
一旦、分けて書くことに、ご理解を!
2時間後、乞うご期待!







posted by 井上誠吾 at 09:34| 日記

2016年11月05日

熊本地震ボランティア上映会へ!




午後から、熊本の被災地へと旅立つ。

南阿蘇中学校の体育館にて、
熊本地震で被災された方々を無料招待して
映画「リトルウイング 3月の子供たち 」
を上映し、空手演武やトークショウや交流会を行う予定だ。

これには、九州本部から、
坂谷彦山先生・坂谷朝男先生も駆けつけ、
さらに、誠真会館赤羽道場責任者の関根大学、
そして、誠真会館の顧問に就任したばかりの大葉健二、
さらにさらに、
この映画の主演女優の菜葉菜さんと事務所社長の浅野博貴氏、
以上の面々が揃っての催事となる。

両・坂谷先生とは、空手演武を披露し、誠真会館の空手談義。
関根と大葉とは、空手アクションを披露して、
来年1月公開のハリウッド映画「沈黙」に出演した関根の裏話。
同じくハリウッド映画出演、公開映画も控えている大葉の裏話。
そして、
菜葉菜さんとは本年度大ヒット映画「ロクヨン」に出演の裏話、
さらに、来年公開映画で佐藤浩市氏と共演する裏話。
その菜葉菜さんと佐藤浩市氏の流れから、
映画「ロクヨン」のプロデューサーでもある浅野氏の製作裏話。
等々と盛り沢山で行う予定である。

実は、菜葉菜さんの参加は一昨日にスケジュールが空き、
昨日、何とか航空チケットが取れたばかりであった。
どの航空会社も満員で、行けない可能性もあっただけに、
このサプライズ参加は、被災した人々がとんなに喜ぶことか!
ちなみに菜葉菜さんは、
週刊ポスト11月11日発売の「旬な女優」のページに、
取材記事が載っているので、もしよろしければ見て頂きたい。

菜葉菜さんのほかにも、
俳優・寺島進氏も忙しい中、参加を希望していたのだが・・・、
昨夜、スケジュールの調整がつかず、やむなく断念した。

しかし、まぁ、
最初は、小生と関根と大葉、この3人しか決定しておらず、
これだけ多士済々が参加してくれるのだから、勢いがついた!

被災した人々が、
思う存分に楽しんで貰えるよう、
「みんなで盛り上げてくるぞ」と今から張り切っている!

その模様を写真に撮って、
総本部杉並道場ブログに載せて貰おうと思っている。
小生は、そんな高度な作業などはできないので、
若い?関根大学にやって貰うつもりではいるが・・・
果たして、うまくいくかどうか?!
その辺は敏腕M澤ブロガーの指示を受け、何としても載せたい!

詳細は、総本部杉並道場ブログにて、
乞う、ご期待を!






posted by 井上誠吾 at 11:59| 日記

2016年10月29日

残念で、悔しいが・・・負けてもいい!





総極真の世界大会が終わった。

加藤和徳責任者は健闘するも空しく、ベスト8で終わった。
残念で、悔しいが・・・僅差で敗れてしまった。

彼を倒した対戦相手は、
その後、準決勝・決勝と強豪を倒して、見事に優勝を果たした。

静岡の大会会場には、
東京から約70人の応援団が駆けつけていた。
誰もが、
彼の勝利を信じて、
あらん限りの応援をしていた。

対戦相手が強いという情報は入ってはいたが・・・、
小生自身、彼の勝利を信じていた。
初戦から、見事な一本勝ちで、勝ち上がってきたことから、
優勢な試合運びになるものと・・・!

しかし、苦戦!
延長戦に突入し、さらに再延長がある、と思ったが・・・、
僅かな差で、応援団の声援は止まってしまった。

彼は・・・約70人の応援団を前に悔し涙を流した。
その悔しさは、そこにいる全員に伝わっていき、共に涙した。
そして、ふりしぼるように、
「僅かな差で負けたけど、負けは負けです。
 でも、この僅かな差は大きく、勝利に挑む気持ちの差です」
と、対戦相手を称えた。

小生は、
「負けていいんだよ!
人は、負けるから。強くなるんだよ!
負けたことをバネにして、次に繋げていくんだよ!
君が精一杯戦ったことは、応援に来たみんなに伝わった。
その姿をみんな忘れることはない」
と・・・、
ありきたりの言葉しか、掛けてやれなかった。

なんとも言い難く・・・、
ただ、どうしようもなく残念で、
ただ、どうしようもなく悔しい感情だけが支配していた!

しかし・・・、
あれから、何日か過ぎて・・・今、こう思う。

勝ち続ける人間など、どこにもいない!
そもそもが、人間というものは弱い生き物である。

ゆえに、
生きていくことにおいて、少々の負けがあってもいい!
完璧な人間なんて、どこにもいない!

負けた自分を責めず、
負けた自分を恥じず、
負けた自分を怖れず、
どんなことがあろうとも、
己れの力を信じて、明るく生きていけばいいんだ!

強さばかりを追い求めていけば修羅に行きつく!

あの日、彼が流した涙はもっとも人間らしい涙であった!

それこそが、
「強く、優しく、潔い道」
へと繋がっていく誠真会館が求める姿である!








posted by 井上誠吾 at 12:17| 日記

2016年10月21日

いよいよ世界大会へ!




明日、ついに総極真世界大会の日を迎える!

東伏見道場の加藤和徳責任者が満を持しての参戦だ!

このところの大会では、
怪我に悩まされながらも勝利を収めてきたが、
もう足の怪我も完治しており、万全の態勢で臨んでいく!

一回戦の対戦相手は、
当初、ロシアの選手と聞いていたが、
ニュージーランドの選手になっていたようである。

どんな相手でも頓着しない!

やるべきことはやってきたんだ!
これまで培ってきた己れの力をすべて出し切って戦うことだ!
そうすることで、
おのずから良い結果を導いていくものである!

静岡の会場には、
東京から約70名の誠真会館応援団が駆けつける!

昨日、静岡に出発する加藤責任者に、
「応援してくれる人々の期待を裏切ることなく、
最高の舞台となるよう死力を尽くして戦うこと!
そのプレッシャーに潰される男ではない筈、
プレッシャーをバネにして戦う姿をみんなに見せてくれ!」
と、鼓舞した!

先ずは、一戦、一戦、に全力を尽くし、
最後まで燃え尽きんばかりに戦い抜いてほしい!

小生は、
「素晴らしい結果が出るッ!」
と、今から信じている!






posted by 井上誠吾 at 14:02| 日記

2016年10月14日

ノーベル賞も多様性の時代に!



昨夜、妻とぼんやりとニュース番組を見ていると・・・。

突然、司会者が、
「ボブ・デュラン氏のノーベル文学賞が決まりました」
と言ってCMに入ったので、
「えッ、ボブ・デュランって、あの歌手のことかな?」
と妻に聞くと、
「さぁ?」
「最近、小説を書いていたのかな?」
「同姓同名じゃないの?」
「あのボブ・デュランなら70代半ばだぞ。書いてたら凄い!」
と話しながら、CMがあけてニュースに戻り、驚いた!

なんと、正真正銘の歌手のボブ・デュランであった!

しかも、授賞理由は、小説ではなく、歌詞ということらしい。

これは、賛否両論あるだろうなぁ・・・。
歌詞と文学は違う、娯楽と芸術も違う、等々、
それらの声があがってくるのではないだろうか・・・?

そして、
反対者からは、
ノーベル賞の権威や歴史に響くと批判され、
賛同者からは、
固定観念をぶち壊した吟遊詩人と絶賛され、
あれやこれやと・・・!

小生は、もちろん、賛同者である。
それは、小生が10代最後の頃、
‶ボブ・デュランに影響を受けたという吉田拓郎の曲
が好きだったことに発している。
そして、
俳優や脚本家として生きてきた経験から、
何もないところから、誰もやっていない何かを生み出すという、
作詞家としてのボブ・デュランの才能に憧れを抱いていた。

ゆえに、受賞は素直に、そして大いに喜べる!

それにしてもだ。
小説など書いていないのに、
なぜ、最高権威のノーベル文学賞に・・・?
ましてや、
反戦フォークは常に権威に楯突き、
伝統的な社会や制度を否定する反体制的な存在であった筈!

それが、
反戦フォークブームから半世紀を過ぎると、
権威あるノーベル賞側が授与するまでに変遷してしまうのか。

もし、受賞するならノーベル平和賞だろう。

ま、賞というものは、所詮人間が与えるものだ。
これ以上の詮索はやめよう。

等々・・・と、
昨夜は、そんなことを思いながら、眠りについた。

そして、今朝。
目覚めのコーヒーを飲みながら、
いや、まてよ・・・、
ボブ・デュランがノーベル賞を受賞することこそ、
多様性(ダイバーシティー)の時代の証なのかもしれない
と!






posted by 井上誠吾 at 14:54| 日記

2016年10月08日

熊本地震ボランティア活動 & 文武両道の学校設立へ!



二つの報告をしたい。

以前のブログで、
「熊本地震で被災した人々を励ますため、
東日本震災復興支援映画『リトルウイング3月の子供たち』
を熊本の地で無料公開し、炊き出しを行う」
と述べていたが・・・。

この度、11月6日に南阿蘇中学校体育館での開催が決定した!

その体育館は、報道で記憶にある方も多いのでは・・・、
天皇皇后両陛下が訪問され、被災者を励まされたあの姿を!
そう、あの体育館での上映会である。

震災から半年が過ぎ、ボランティアのあり方も変化しており、
炊き出しではなく、トーク会や握手会で交流を行うつもりだ。

今朝、阿蘇山が噴火をしたようだが・・・、
余震の上に噴火と、さぞかし被災された方々は不安であろう。

この上映会で、被災された方々を勇気づけ、楽しんで貰うべく、
映画に出演した俳優たちにスケジュールの調整を伝えている。

さて、次に報告することが、文武両道の学校設立である!

誠真会館の一般道場生には学校教師も何人かいるが、
その中から、昨年の秋、小生に一枚の企画案が提出された。

それは「国際誠真高校・国際誠真大学設立計画案」であった。

実は、かねてから、
「文武両道の学校を作るべきではなかろうか・・・」
との漠然とした思いが小生の中であった。

それは、小林りんさんという一人の主婦が、
「インターナショナルスクール・オブ・アジア 軽井沢」
という学校を設立した、という報道を見たことからである。

よし、自分もやろう、と決意!

昨年の秋から、何度も計画書を練り直し、
様々な方々との交渉・相談・会議を繰り返して、
この夏、やっと人様に見せることができる計画書が完成!

その計画書を、小林りん理事長に送り、面談を求めていたが、
先日、それが実現して、ご意見を頂戴することができた。

小林りん理事長いわく、
「学校設立案はとても良く、文武両道という明確な意志を持った学校は大切だと思うし、禅的な考え方に、世界は関心を示します」
との言葉と共に、協力を惜しまない、との言葉も頂いてきた。

小林りん理事長の言葉を励みに、
いよいよ、学校設立の第一歩を踏み出すことになった!


熊本被災地での上映会!
そして、文武両道の学校設立へ始動!
今週、二つのことが決定したので、ご報告させていただく。






posted by 井上誠吾 at 12:19| 日記

2016年09月26日

福島の大会が無事に終了!




昨日、門馬道場主催の全福島空手道選手権大会が無事に終了!

毎年、9月になると参加させていただいているが、
門馬師範はじめ、
各先生方やスタッフの皆さん方の
ご丁寧な応対、試合進行等々、微に入り細にわたって、
お気遣いと大会成功への熱い思いが伝わってくる。

今年もまた、実に素晴らしい大会として終了した!

門馬師範はじめ、
各先生方やスタッフの皆さん方、
お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!

誠真会館からは、25名の選手が参加をし、
各コートで熱戦を繰り広げ、全員が一回戦を突破!

午後の部へと移り、更なる戦いに挑み続け、
優勝・2名、
準優勝・3名、
3位・4名、
4位・2名、
と、各入賞者が賞状・トロフィーを受け取った!

その模様は杉並本部道場のブログを見て頂きたい!
楽しく微笑ましい、試合前の姿、
そして、技が決まった瞬間、等々が、
見事なまでに収まっている!

東伏見道場のY科パパのカメラマンの腕と活躍に感謝!
そして、審判を行いながらのブログ更新のM澤さんに感謝!
ブログ更新の補助をして頂いたMりさん、F川さんにも感謝!

近々、東伏見道場のブログでも掲載される筈ゆえ、
そちらも楽しみに見て貰いたい!

優勝した選手の皆さん、おめでとう!
勝ち上がれなかった選手の皆さん、次へ向けて頑張ろう!

当日、会場に駆けつけて頂いた保護者の皆さん、
審判として働いていただいた各先生方、
お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!
皆さんに、感謝の押忍!





posted by 井上誠吾 at 09:49| 日記

2016年09月21日

見事なまでに30人組手を完遂!





人は、どうして戦うのだろう?

その答えは、
本気で戦った人の中にこそある
と確信している!

戦いの傍観者でいる限りは、
その答えを見い出すことなど、一生涯できない!

戦いの傍観者とは、
何も空手の組手だけを指しているのではない!

人の生きざまにも戦いは大きく左右するものである!

そんな戦う意義を知る男が、
先日、30人組手を見事なまでに完遂した!

東伏見道場責任者・加藤和徳先生である!

世界大会が控えているだけに、
本音を言えば、30人組手は、世界大会後にしてほしかった。
しかし、
本人の強い意気込みに触れ、この日の昇段審査となった。

弟の智亮先生はじめ、
選手クラスの面々が試合やケガで参加できず、
掛り手不足を心配したが・・・
なんのその各道場から素晴らしい勇士が集結してくれた!

しかし、
世界大会が控えていること、
掛り手にケガをさせたくないこと、
二つのことに留意するよう伝えて、30人組手を開始!

和徳先生より掛り手を心配しつつ(笑)、組手が進んでいく。

途中、壮年部やシニアの方々が挑まれた。
これは、頼もしくあり、その参加意欲に嬉しくもあった!

そして、目を細めたのは、中学生であった。
和徳先生にして、
「中学生たちの攻めが強く、疲れました」
とまで言わしめたである!

掛り手の中学生たちよ、あっぱれ!

それにしても、
和徳先生も掛り手も、無事で何より、
否、若干1名、足掛け下段突きで頭を強打した青年?がいたが、
本人は、
「良い体験をしました」
と喜んでいたので、これはこれで良しとして。
見事な30人組手であった!

人は戦うことから背中を向けることはできない!

戦うこと、
それは、自己を磨くこと、
そして、強く・優しく・潔く生きること、へと繋がる!

あの日、会場にいた人々が、
そして、その模様を知った誠真会館の道場生の人々が、
戦う意義を知り、
稽古に励んで貰いたいと願っている!
押忍!






posted by 井上誠吾 at 12:29| 日記

2016年09月17日

自分から逃げない!




これまで、何人の子供たちが、
「稽古が、痛いから、怖いから」
と、弱音を吐いてきたことか・・・。

そのたびに、
「弱い自分に背中を向けるな」
と、叱咤激励をするのだが・・・、
ついには耐えきれなくなり、道場から去っていく子がいる。

会うは別れの始めであり、人には別れがつきものである。

しかし、
「痛いから、怖いから」
との理由だけで空手をやめていく子を見ていると、
「これから先、この子は、何かにつけて逃げ回るんだろうな」
と、不憫でならない。

空手は、痛いのは当然、怖いのも当然、である!

実際、痛いことをやっているし、怖いこともやっている。
それを無理して、
「痛くない、怖くない」
と、強がったり、背伸びなんかする必要はない。

突きや蹴りを受けて、
「痛くない」とか「怖くない」という人間などいない。
誰もが、
「痛い」「怖い」と感じているのだ。
そして、さらに、
「難しい」「勝てない」「強くならない」等々と、
如何ともし難い壁も嫌というほど感じているのである。

しかし、
そこから逃げないで、
乗り越えていこうとすることが何よりも大切!

空手だけではない!
人生においても、強く生きている人というのは、
様々な体験をして、乗り越える力を身に宿してきている。

その乗り越える力が自分にもある、と強く信じることだ!
そして、勇気を出して一歩踏み込む、ことが大切なんだ!

生きている限り、「痛い」こと、「怖い」ことから逃れられない!
それは生涯ついてまわるものである。

そうやって逃げる癖がついてしまうと、
自分には乗り越える力があるというのに、
それに気がつかないまま、すべてを見失ってしまうのである。

そういう子は、実に不憫でならない・・・!

空手の稽古を通して、心と体を鍛えて、
強く・優しく・潔い人間になっていこうじゃないか!







posted by 井上誠吾 at 12:34| 日記

2016年09月10日

政治の浄化




小池都知事が都議会の闇にメスを入れ、
魑魅魍魎どもの利権や汚職に迫ろうとしている。

大いに期待しているが・・・、
果たして、どこまでやれるのか。
頓挫することなく、とことんやって貰いたいと願っている!

ちなみに、政府官僚の天下りやわたりは、
とっくに我々国民の知るところであるにもかかわらず、
いまだに横行し、税のムダ使いが続いている。

政府官僚が退職すると、
各省庁の関連する特殊法人や公益法人、
そして、各省庁の関連する民間企業、等々へと、
天下りをしていき、高い役職に就き、
数年経ったら、多額の退職金を受け取ると、
さらにまた、他の団体へと転々とわたりを繰り返し、
多額の退職金を何度も受け取っていく。

まさに、魑魅魍魎どもである!

同様の、ムダ使い・不正・汚職、が国だけでなく、
都や区や市町村といった地方自治体でも行われている!

日本人は、
「誠実で、勤勉で、正直で、礼儀正しく、秩序を守る」
と、世界中の人々から尊敬されている。

しかし、
「公に奉仕する立場にある者たちが私利私欲に走る」
という現実がある。

日本人として、恥ずかしい限りである!

勿論、すべての公務に就く人々がそうである、とは言わない。
一部の魑魅魍魎たちが、その汚名を着せているのだ。

事実、誠真会館の一般道場生や少年部保護者の中には、
公務員の方々がおられるが、公のために誠実に働かれている。

小池都知事には、
そのように誠実な公務員の方々の協力を得て、
頓挫せず、徹底的に東京都政の浄化を成し遂げてほしい!

小生が尊敬する上杉鷹山公は、
「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、
 成らぬは人のなさぬなりけり」
そして、さらに、
「人民のための藩主であり、藩主のための人民ではない」
として、自らが質素倹約をし、領民のために働いた。

東京都政が浄化して、
その浄化の波が、国や地方自治体へと広がってほしい、
と切に願う!

もっと書きたいことがあるのだが・・・、
その辺は、今日の文武両道クラスで話したいと思っている。
押忍!







posted by 井上誠吾 at 11:52| 日記

2016年09月03日

叱れない親




小生は、
問題のある子供たちを見かけると、
見て見ぬふりができない。

車道を駆け回っている子供がいると
「危ないぞ」と言葉をかけ、
図書館で騒ぎまくっている子供を見かけると
「静かにしろ」と睨みつけ、
スーパーで菓子パンをつまみ食いしている子供を見つけると
「何やってんだ」と叱りつける。

そうやって注意するたびに、
「なんだ、この変なオジさんは?」
と子供たちからは怖がられ、
さらに、親たちからは、
「うちの子供に何の文句があるんですか?!」
と怪訝な目で睨まれた上、子供を庇って逃げ去られてしまう。

問題がある子供たちを注意しているだけなのに、
問題がある危険人物と見なされて、不快さだけが残る。

そもそも子供というものは
駆け回ったり
騒ぎまくったり
つまみ食いしたり
と、様々なかわいい悪事を繰り返すものである。
しかし、それは、時と場所による。
車道なら、本人が事故に遭うし、
図書館なら、人に迷惑をかけるし、
スーパーなら、犯罪者になってしまう。

そんなことにならないよう、叱ることが必要なのである!

本屋には叱らない子育て関連の本が山積みされている。

このような本が売れるとは、つくづく残念な世の中だと思う。

これでは、
「叱らないことが、子育てに最適」
と勘違いしてしまう親が増えても仕方ない。

叱らないで済むような聖人君子な子供など見たことがない!

おそらく、そのような本に限って、
「親の都合で叱るのは良くない」
などと、もっともらしいことが書いてあるのだろう。

小生は、
「親の都合で叱るのは大いに結構!」
と思っている。

そもそも赤ん坊は、自分の都合で泣くことから、始まっている。
「お腹がすいた〜」「おむつ替えて〜」「眠いよう〜」
と何時でも何処でも子供の都合で泣いて育ってきたのである。

それを、
「いつまでも赤ん坊じゃないぞ」
「いつまでも幼稚園じゃないぞ」
「いつまでも小学生じゃないぞ」
と躾と教育をしていくのが親の役目であり、親の都合だ!

社会で自立して力強く生きていくためには、
「辛抱する」
ということが必要不可欠である。

子供とのたうち回る覚悟で向き合って叱る。
つまり、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱る」
ということが肝心である!

まだまだ書きたいことが山ほどあるが・・・、
いずれまた書かせていただく。

最後に、少年部の子供たちについて。

空手道場に入門させるくらいの親御さんであれば、
上記のような「叱れない親」ではない、と確信している。
しかし・・・、
もし、困ったことがあれば、
親御さんだけで抱えてしまわずに、何なりと相談してほしい!

問題児であった小生ゆえ、応じられることも多々ある!
と自負している。
「待っております」押忍!
















posted by 井上誠吾 at 12:23| 日記

2016年08月27日

どう向き合えばよいのか、親と子・・・!




東松山市河川敷で16才少年の死体遺棄事件が発生。
殺人容疑で逮捕されたのは、同年齢の16才の知人の少年。

警察の取り調べで容疑を認め、
「うそをついたり、電話やメールを無視したから殺した」
と供述しているらしい。

新たに4人の少年が逮捕されており、
どうやら、集団暴行によって死に到らしめたようである。

昨年の川崎市河川敷での少年殺害事件が思い出され、
またしても、このような事件が起きたことに怒りを覚える。

そして、俳優の高畑裕太が強姦致傷の疑いで逮捕された。
母親の高畑淳子さんが謝罪会見をしていたが・・・、
子を持つ親として、気の毒で仕方ない。

実は、高畑淳子さんとは、
彼女がまだ売れない頃、撮影現場で一緒になり、
「あなたは、きっと売れるぞ」
と、偉そうに太鼓判を押したことがある。
以来、何度も会う機会があり、そのたびに褒めまくっていた。

彼女が長女を出産した際、その裏事情も知っている。
ここで書くのは適切ではなく、
また、その後は久しく会っていないので無責任に書けないが、
彼女なりに懸命に奮闘していたことだけは、付記しておく。

それにしても・・・、
こうした事件が起こるたびに、
親は、子供に、どう向き合えば良いというのか・・・?

このブログでも書き、様々な場所でも話してきたことだが、
小生は、少年期から青年期に至るまで、
「問題児」
と言われてきた。

バスに石を投げたり、
線路に石を置いたり、
自己主張だけが強く、喧嘩三昧の愚か者、であった。

その「問題児」が罪を犯さずに済んだ。
否、
交番には世話になっているので、ある種の罪は犯している。
言葉を変えれば、
「留置場や刑務所に入れられるところまではいっていない」
という表現のほうが正しい。

なぜ、こんな愚か者が一歩手前で踏み留まることができたか?

それは、
「これをやったら、両親が困るだろう」
と、両親の顔が浮かんでくるからである。

さらに、2児の父親となってからは、
「これをやったら、子供たちに示しがつかないだろう」
と、子供たちの顔が浮かんでくるからである。

今になって思う。
子供の頃、性懲りもなく悪さを繰り返し、
母から、何度となくせっかんを受けてきたことが、
功を奏している、と。
手で叩かれ、モノサシで叩かれ、ハタキで叩かれ、
最終兵器のホウキで叩かれたことで、
性根を叩き直されたのである!

あの頃の母の姿を今の時代に再現すれば、
子供虐待の烙印を押されるのは間違いないだろう。
しかし、あれは、断じて虐待ではない!
そもそもが、悪いことさえしなければ叩かれたりしないのだ。

事実、我々三兄弟のうち、兄と小生はよく叩かれたが、
一番下の弟は、兄二人を反面教師にして悪さをしなかったので、
叩かれたことは一度もない。

郷里の筑豊に帰省すれば、
愚か者同志の兄と小生が酒を酌み交わし、
母の愛の鞭のお陰で真っ当になれたと確認し合っている。

そんな己れ自身の体験から、確信していることがある。
子供には、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱る」
これだけで充分であり、それ以上は悩む必要はない、と!

子育てが難しい時代に入っている。
昔の近所の恐いオジさんやオバさんの役目を担おうとすると、
変なオジさんやオバさんに思われてしまうのがオチである。

そういった事からも、空手道場の恐い先生の存在は大きく、
子育てに悩む保護者の方々の一助になればと思っている!

今日の文武両道クラスでは、
近所の恐いオジさん
に成り代わり、空手の指導者として声をかけるつもりでいる。

まだまだ書きたいことがあるが、この辺で・・・。
次回は、
「叱れない親」
について書きたいと思っている。






posted by 井上誠吾 at 12:36| 日記

2016年08月15日

八月に思う、あれこれと・・・!




いつものことだが、
夏休みのような長期の休暇に入ると、
気を張っていた糸がいっきに緩んで絶不調に陥ってしまう。

まるで、動いていないと死んでしまうマグロと同じ。
否、寄る年並に勝てなくなってきた、ということかな・・・。

ぼんやりと、あれこれと思っていることを綴ってみたい。

オリンピックで盛り上がっている。
メダルラッシュが続いているようだが・・・、
個人的には、柔道の大野将平選手が気になった。

金メダルが決まった時、喜びを露わにせず、
礼に始まり、礼に終わる
との姿勢で、対戦相手に敬意を払って一礼をした。
「これぞ、日本の武道家が世界に示すべき姿だ」
と、日本人として、武道家として、誇らしく思った。

さらに個人的には、
三宅宏美選手の腰を痛めての銅メダルが嬉しい!
実は、昨年のこと。
三宅選手のお父上・義行氏(五輪メダリスト)は、
小生が留守にしていた本部道場を訪れ、山内先生と会話され、
帰られたらしい。
そんなことから、陰ながら応援していただけに嬉しい快挙だ!

ところで・・・、
高校野球の甲子園大会はやっている筈だが・・・。
どうなっているのかな?

ニュース番組はオリンピック一色である。
世の中が動いているのに、他のニュース報道が圧倒的に少ない。

8月6日は広島原爆投下の日だった。
8月9日は長崎原爆投下の日だった。

さらに、尖閣諸島への中国船の領海侵入が活発化。
そんな折、中国漁船が転覆し、船員を日本の海上保安庁が救助。

広島のことも、長崎のことも、尖閣諸島のことも、
もっと報道されるかと思っていたが、僅かな時間だけで終った。
あとは、オリンピック一色である。

今日は終戦記念日である。
果たして、終戦記念日のことは、どれほど報道されるのか。
まさか、解散するらしい某アイドルグループ一色か?!

常々に思うことだが・・・、
マスメディアからの一方的な情報に踊らされてはいけない。

知人の作家が、
「日本人は、マスメディアに洗脳されている」
と、憂いていた。
まったく同感である。

自分なりの視点で報道の裏の真意を読み取り、
自分なりの情報で世の動きを見抜く力が必要である。

と、まあ、ぼんやりと、あれやこれやと思っている。

さて、これから、大事な人たちと会う。
きっと、緊張の糸が張られ、気の緩みも吹き飛ぶだろう。

心機一転!
気合いを入れ、
絶不調からの脱出だ!






posted by 井上誠吾 at 13:19| 日記

2016年08月06日

熊本被災地へのボランティア活動を始動!




熊本地震が発生して、まもなく4ヶ月が過ぎようとしている。

実は、熊本地震が発生した当初より、
「被災した人々を励ますため、
東日本震災復興支援映画『リトルウイング3月の子供たち』
を熊本の地で無料公開し、炊き出しを行う」
という企画を練ってきた。

この度、
郷里の宮若市に住む兄・禮一郎の協力を得たことで、
10月下旬に向けて、ボランティア活動をする見通しが、
ようやく立ってきた。

映画に出演した菜葉菜・菅田俊・関根大学・寺島進、
そして、企画協力の大葉健二、浅野プロデューサー、
等々の面々に交渉を進めており、
誠真会館からは、
小生と映画製作に参加した坂谷彦山九州本部長、
これらのメンバーで被災地に出向き、
映画を無料公開して、空手演武会や交流会を行い、
時期がずれてしまったが、要望があれば炊き出しもやる予定だ。

当然、
会場費・上映費、さらには俳優たちの航空費や宿泊費、
等々と、多額な費用が必要とされるが・・・、
兄の禮一郎、友人の方々、九州ライオンズクラブの方々、
皆さんのお力添えで、粛々と進んでいる。
心から、皆さんに感謝申し上げる次第である!

ついては、
映画「リトルウイング3月の子供たち」のDVDが販売中、
であるため、
このブログをご覧の皆さんで興味のある方々に、
是非とも購入して頂き、ボランティア活動費に補てんしたい、
と思っている。

DVDの販売価格は4000円。
しかし、DVDメーカーへの支払いがあるため利幅は少ない。
そこで、熊本被災地への義援金として、
ワンコインなり、あるいは1000円なり、
ほんの気持ちを増額して支払って頂くことも可能としたい。
そうして貰えれば、大変有り難く、感謝極まりない!

最近、熊本の震災後の報道が少なくなってきたが、
現地の人々はいまだに大変な生活を強いられておられ、
ボランティアのあり方も少しずつ変化してきている。

そんな中、この映画を無料公開し、
俳優たちが被災した方々と交流する
というのは、非常に意義ある活動だと自負している。

以上、ご理解の上、
このブログをご覧の皆さんのお力をお借りし、
是非とも、被災地でのボランティア活動を支援して頂きたい。
義援金として、DVDの購入を心から願うばかりである!


以下、
映画『リトルウイング3月の子供たち』を、
ご存知のない方もおられると思うので、説明をさせて頂く。

この映画は、東日本大震災が発生した後、
被災した方々を励まそうと誠真会館が主体となり、
俳優やスタッフの方々がボランティアで出演・参加してくれ、
ミニマム予算で、完成した作品である。

物語は、
「大震災で被災した母と子が、福島から東京へ引っ越してきて、
空手道場の人々や商店街の人々に支えられながら成長していく」
という内容である。

復興支援映画として、
福島を皮切りに、東京・大阪・福岡・長崎・神奈川、
そして、
ロサンゼルス日本映画祭招待作品、
山形国際ムービーフェスティバル招待作品、
と、二つの映画祭の地で公開され、
利益はすべて義援金として被災地へ送っている。

映画『リトルウイング3月の子供たち』の
オフィシャルサイトを見て頂けると、詳細が記載されている。

また、以前、このブログに書いた、
2013年07月18日、
タイトル「映画への思い」や、
2013年07月19日、
タイトル「月刊フルコンタクトカラテに映画評が掲載」
等々を見て頂くと、より映画への理解が深まるかと・・・!

何卒、ご協力を!
押忍!







posted by 井上誠吾 at 12:25| 日記

2016年07月30日

障害者殺傷事件、に思う。(長文です)




相模原市の知的障害者施設が襲われ、
19人が死亡、26人が重軽傷を負う、という事件が発生!

容疑者は、
「障害者は生きる価値がない」
との戯言を言っており、
弱い立場の障害者を狙った卑劣な犯行に怒りが収まらない!

小生は、約30数年前、
シナリオ制作の取材で知的障害者の施設を訪ねたことがある。
その施設の職員から、
「施設の実態を映画化してほしい」
との話を持ち掛けられての取材であった。

当時、シナリオを書き始めたばかりで、
声をかけられただけでも嬉しく、創作意欲満々で出かけた。

しかし、その創作意欲は・・・、
知的障害者の現実を目の当たりにして、打ち砕かれた。

この施設には、様々な境遇に置かれている子供たちがいた。
中でも、心を痛めたのは、高校生位の男の子だった。

その子は、重度の知的障害と四肢障害があり、
手すりにつかまって、もどかしそうに手足を動かしながら、
懸命にリハビリに励んでいた。
「あの子はリハビリが辛いけど、一生懸命にやるんです。しかし、両親は、ここに預けたまま、一度も面会に来ていません」
と、職員は悲しげに呟いた。

小生は、施設で暮らす障害を持った子供たちを見廻した。
そして・・・、
当時、すでに二人の子供の父親であったことから、
「もし、自分の二人の子供が、このような障害者だったら?」
と、推しはかったが・・・、
答えなど、見い出せる筈もなく、その余裕すらなかった。

すると、職員から、
「実は、あの子の両親は・・・」
と、一度も面会に来ていない両親の名前を聞かされ、驚いた。
それは、誰もが知っている有名人夫婦の名前であった。

その昔、
名家の子供が障害者として生まれてきたら、
「座敷牢か、蔵の中に入れて、隔離されていた」
という話は聞いたことがある。

ここは昭和版の座敷牢か蔵の中なのか・・・?
いやいや、そんなことはない、とその疑問を打ち消す。
しかし・・・、
有名人夫婦は障害者の子供がいることを、世間には知らせず、
施設にかかる費用だけを送金し続けているらしい。

なぜ、面会に来ないのか・・・?
この子は、見捨てられてしまったのか・・・?
ここは、子供たちの姥捨て山なのか・・・?
小生は、そう思ってしまう己れ自身に自己嫌悪を感じた。

そんな小生に向かって職員が、
「この子たちなりに、何か意味があって生まれてきた筈です。それを見つけ出すことが私の仕事だと思っています」
そして、
「この実態を映画で描き出して欲しいんです」
と、話を結んだ。

小生は、返事もままならず、
生まれて初めての衝撃的な体験に呆然自失となっていた。

施設をあとにして、
見てはいけないものを見てしまった、というか、
見なくてもよいものを見てしまった、というか、
なんとも、表現しがたい重い気分で帰路についていた。

もしかして、有名人夫婦と同様に、
己れの中にも、
臭いものには蓋をする
という傾向があるのであろうか・・・。

書くからには、何回も取材を重ねていく必要がある。
そうなると・・・果たして、あの空気感に適応できるかどうか。
あの現実を見続けていると、自分が壊れていくのでは・・・。
そんな感覚さえ味わっていた。

数日間、悶々とした。

そして、
「自分には、障害者の脚本など書ける力量はありません。
 見識の浅いまま書くのは、障害者の方々に失礼なことです」
と、丁重に辞退した。

今、振り返っても、あれで良かった、と思っている。
とてもではないが、自分ごときに書ける世界ではない。

それゆえに、
あの施設で働いている方々には、
尊敬の念と、とてつもなく深い慈愛と徳を感じた。
そして専門知識をもって、献身的に接する姿には、
ただただ頭が下がる思いであった。

同時に、己れの無力さも、つくづくと思い知らされていた。

あれから、30数年が過ぎて・・・、
今回の事件で、あの頃の記憶が蘇ってきた。

あの容疑者は、
「己れの無力さを知っている」
そして、
「己れが弱くて、夢破れた敗北者であることも知っている」
と、小生は思う。

弱い人間が、
さらに弱い人間を殺傷して、
敗北した自分を認めたくないゆえに、
責任転嫁して、間違った英雄気どりをしてしまった。

裁判官には、判決の際、
「障害者には生きる価値がある!」
そして、
「何らかの意味があって生まれてきた!」
と、彼をたしなめてほしいものだ。

偉人・ヘレンケラーは、子供の頃、
目が見えない、耳が聞こえない、言葉が話せない
という三重苦の生き地獄の中、本能の赴くままに、
獣のように食べ物をむさぼり、野放図に振る舞っていた。

それがサリバン先生と出会い、あらゆる困難を克服し、
やがて、あのように社会に有益な人物となった。

ヘレンケラーは、
地獄の中から、一筋の希望の光を見い出すと、
物事を楽天的にとらえるようになり、
強い好奇心と精神力で次々と壁を乗り越えていった。
そして、
「人間には、人類が有史以前から経験してきた、
印象や感情を理解できる能力があるように私には思われる。
だから、たとえ目と耳を失っても、
この過去からの贈り物を奪うことはできない」
との言葉を残している。

ヘレンケラーは、永遠の魂を実感していた、と言えるだろう。

「人間は、今世だけではなく、永遠の生命・魂を持っている」
と、小生は思っている。
何を隠そう、
これは、偉人・賢人・聖人たちからの受け売りであるが・・・。

簡単な話、
「悪いことしたら、あの世で閻魔さんに舌を抜かれるよ」
と、爺さんや婆さんが言っていたことと同じである。

こんな、ごく簡単な哲学が、
利己主義で拝金主義な今の時代には通じなくなってきている。

あの容疑者が、
障害者・ヘレンケラーの不屈の生き様
人はみな、何か意味があって生まれてきた
ということを理解できていたなら、
今回のような事件を起こすことはなかったのではないだろうか。

仁とは、人への思いやり。
先ず、なすべきことは、困っている人のために動くことである!

もっと語りたいことがあるが・・・この辺で。
最後まで読んで頂き、
感謝の押忍!






posted by 井上誠吾 at 12:30| 日記

2016年07月25日

黙想で集中力を!



昨日、少年部の合宿から帰ってきた!

詳細は、各道場のブログにて、
思わず微笑んでしまうほど子供たちの様子を伝えているので、
そちらをご覧いただくのが、よろしいかと。

小生は別の視点から、
「子供たちの勉強」
について、合宿で話したことを伝えたいと思う。

子供たちの話を聞いていると、
「成績が下がってきた」
「授業中に集中することができない」
「先生の言っていることが分からない」
等々の言葉が気になった。
そこで、子供たちの前で以下のような内容の話をした。



「道場でやっている黙想ほど大切なものはない。
黙想して、気持ちを楽にして、ゆっくりと呼吸をし、
『これからしっかりと稽古をするぞ』
と、稽古に向けて集中していく。
常に、そのような黙想を道場で繰り返していると、良い習慣として身につき、勉強にも活かすことができる。
実は、それを実践して、成績を上げた子が、今この中にいる。
それは、本部道場のK志(小3)だ。
K志は、去年の秋頃、学校の授業が始まる前に、
『これからしっかりと勉強をするぞ』
と、席について、黙想し、集中して授業に臨むようになった。
最初、K志から、学校でもやっている、と聞いた時、
「クラスの友達が何か言って来なければいいが・・・」
と、心配をした。
しかし、K志はそんなことに頓着しない。
道場で空手の先生の話をしっかりと聞くように、
学校で担任の先生の話をしっかりと聞いていったのである。
その結果、成績が上がっていき、
この一学期のテストは、
すべての教科が100点満点
と素晴らしい成果を挙げた!
これは、K志が特別だからではない。
みんなも同じ力を持って生まれてきているのだ。
それを、
『K志だからできたんだ。自分にはできない』
と、自分で、自分の力を見限るのではなく、
『自分にもできる!』
と、自分の中で眠っている力を信じるとが大事なんだ。
そして、
K志のように黙想して集中するという良い習慣を作る!
もしかすると・・・、
授業が始まる前に、そんなことをしていると、
『おまえ、何やってんだ』
と、クラスの友達が笑ったり、茶化したりするかもしれない。
そんな時は、K志が貫き通したように、
『誰がなんと言おうと、自分には黙想が大事なんだ』
と、気にせず、堂々としていることだ。
そうすれば、逆に、一目も二目も置かれる存在になる。
空手で培ってきた集中力を勉強に活かしていく
それが文武両道なんだ。
日本空手連盟の前、まだ西荻窪に一つしか道場がない頃、
青少年育成学塾と大きな看板を掲げていた。
その学びの塾こそが、誠真会館の文武両道の原点なんだ。
空手はもちろん、勉強もできるようになること!
K志のように、授業の前に黙想をやって、成績を上げる!
そんな嬉しい報告が皆から届くことを待っているぞ!」



と、このような内容で檄を飛ばした。
みんな元気よく返事をしていたので、大いに期待している!

少年部の保護者の皆さんは、
合宿で、そのようなひと幕があったことをご理解いただき、
お子さんの背中を押して貰いたい、と願っている!

それにしても、
一般合宿も少年合宿も、
前後は雨模様の日が続いていたが、雨が降ることもなく、
素晴らしい合宿となった。

きっと、日頃の行いが良いからだ!
押忍!

追伸
今回の少年部も一般部も同じバス会社であった。
とても素晴らしい運転手さんたちばかりで、
特に、少年部がサービスエリアでトイレに行く際など、
「横断中」の旗を出して、子供たちを見守ってくれていた。
そのことを運転手さんに、
「ブログに書いていいですか?」
と聞くと、
「ありがとうございます」
と快い返事を頂いた。
バス会社の名前は、「和光観光バス」である!
やさしい運転手さん方に、
心から感謝!






posted by 井上誠吾 at 12:18| 日記

2016年07月22日

少年部の合宿・詳細はブログで!



いよいよ明日から、少年部の合宿です!

子供たちが合宿を楽しんでいる様子をブログで見てください!

「東伏見道場の加藤和徳先生のブログ」
そして、新設したばかりの、
「誠真会館 総本部杉並道場 西荻窪駅南口より徒歩3分」
と、二つのブログ!

二つを見ることで、より一層、子供たちの姿が確認できるでしょう。

ご期待を!




posted by 井上誠吾 at 23:58| 日記

2016年07月19日

今年も楽しい一般合宿・来年もさらに楽しく!



先週末、一般部合宿に行ってきた。

参加した一般道場生の皆さんが、
「楽しかったです」
と異口同音に笑顔で答えてくれた。
中には、
「個人的には、これまでの合宿の中で一番楽しかったです!」
と、毎年参加している壮年の方からメールを頂戴した。

そう言って貰えると、非常に嬉しく、やり甲斐がある!

毎年、加藤本部長はじめとする各指導員たちが、
いろいろと楽しんで貰おうと合宿に臨んでいるだけに、
参加者した皆さんに楽しんで貰えるのが何よりの喜びである。

行きのバスの中で、
「和徳先生、余興やって下さい」
と、小生が無茶ぶりすると、
和徳先生がやってくれた。
題して、
「誠真会館・空手クイズゲーム」
のようなもの。

和徳先生のウイットに富んだ司会ぶりに大いに盛り上がった!
その流れで合宿先の旅館へ!



以下、合宿の様子は、ここで小生が書くよりも、
例年のごとく、東伏見道場の加藤和徳先生のブログにご期待を!
写真入りはもちろん、
花火の動画なんかも入っていたりして、
合宿の楽しさが満載である!

そして、
さらに総本部杉並道場でもブログがスタート!
パソコン苦手の小生は、見ることができなかったのだが・・・、
「誠真会館 総本部杉並道場 西荻窪駅南口より徒歩3分」
で、昨日、検索してみると、見ることができた。

東伏見の和徳先生のブログも楽しいが、
「総本部杉並道場」のブログも楽しいものになっている。
両方のブログを見ると、
合宿の全体像が手に取るように伝わってくる。

是非とも、両ブログで一般合宿の様子を楽しんで貰いたい。
そして、
今回、合宿に参加できなかった人は、来年は是非とも参加を!



そこで、来年の予告を!
実は、今年の8月〜⒐月にかけて、
「一般部の特別研修・沖縄合宿」
の企画をしていた。

この春頃、
小手指道場責任者・松嶋先生が、企画を提案してくれ、
6月頃から、声を掛け始めたのだが・・・、
一般合宿と重なり、結果、参加希望は少数となり、断念!

しかし!
松嶋先生の努力は無にはせず、
その企画を来年に向けて活かしたいと思っている。

来年の一般合宿は、
小生が館長として最後の合宿となるので、
沖縄合宿としたい!

え、館長が引退?
と思われた方には、説明がナガクなるので、以下、手短に。

実は、小生は「65才で館長引退」と、
誠真会館を創立した当初から、言明しており、
昔のブログにも書いている、知る人ぞ知る事実である。

もうすでに、フルコンタクトカラテマガジンで、
「加藤邦顕本部長に2代目館長を任命」
の記事を見て、多くの道場生が小生の館長引退を知っている。

このブログを見て、初めて知った方は・・・、
そういうことなので、ご理解を!

さて、
沖縄には今、
与那覇一幸先生が郷里に帰られ、実家を継がれている。
そこで、小生が、
館長として最後の合宿
を与那覇先生と共に沖縄の地で行いたいのである!

松嶋先生とあらたな沖縄合宿の企画を練り直している。
ちなみに今年の沖縄合宿に予定していた合宿費は、
なんと、2泊3日で、約5万円の安さ!

来年は、大人だけで行くのは、家族の中で問題あり?
というより、
家族一緒とか、親子一緒とか、
いろいろと個々の希望がある筈なので・・・。
その辺の希望も取り入れながら企画を進めていくつもりである。

皆さんの負担がかからないよう無理のない範囲で、
「楽しく賑やかな沖縄合宿」
にしたいと思っているので、乞うご期待を!






posted by 井上誠吾 at 14:01| 日記

2016年07月09日

かんちょうは しなない たびにでるだけ



幼年部の道場生から、
「かんちょうへ
かんちょう だいすきです。
かんちょう しんだら かなしくなるから
しなないでください」
との手紙をもらった。

思わず、微笑んだが・・・、
この子を悲しませてしまったことに胸を痛めた。

実は、文武両道クラスの中でさまざまな話をしているが・・・。
時折、以下のような内容の話もしているのである。

「私は、子供の頃から、問題児でした。
そして、大人になってからも、問題児のままでした。
しかし、50才近くになり、やっと分かったことがあります。
それは、
『仁・義・礼・忠・孝・勇・信、 強く、優しく、潔く』
を根本に生きる、ということです。
その大切さが分かったから、ちゃんと生きようとしています。
そうすると、
『いつ死んでも天国に行ける』
という確信が生まれて、死ぬことが怖くなくなりました。
昔のお爺ちゃんやお婆ちゃんが、
『嘘ついたら閻魔さんに舌を抜かれるよ』
とか、
『悪いことしたら、地獄に落ちるよ』
と言っていたけど・・・、
死んだあとの世界は必ずあります。
ただし・・・。
天国に行くためには、条件があります。
この世で生きている間に、
『どんなことがあろうとも、
明るく、朗らかに、行動する。
すべてに感謝し、すべてを肯定する。
自分勝手なことはしないで、
まわりの人に対して、最善をつくす』
という条件です。
そうすれば、死ぬことなんか、まったく怖くなくなる。
死ぬということは、この世から、あの世への扉を開けること。
そこには素晴らしい死後の世界が待っている!」

と、まぁ。
このようなことを文武両道クラスで話すものだから、
「館長が死んでしまう」
と幼年の子なりに心配して手紙を書いてきたのである。

常々、文武両道クラスでは難しい話をするので、
「親御さんは、私の話を咀嚼して頂き、子供たちに伝えて下さい」
と親子参加を呼びかけている。

当然、前述の幼年の親御さんも参加されており、
咀嚼され、その子に伝えて頂いているので心配はしていない。

しかし、ほかにも、
「かんちょう しなないで」
と思っている子たちがいるような気がする。

そこで、今日の文武両道クラスでは、
「死ぬことは、新たな旅立ち」
をテーマに、楽しく、希望が出るような話にしたいと思う。
そして、
テーマにぴったりの絵本を本屋で見つけてきたので、
読んで聞かせるつもりでいる。

今日のことは、少年部の子供たちに、
「パパやママ、お爺ちゃんやお婆ちゃん、にも声かけて、
みんなで参加してください」
と声をかけている。

このブログをご覧になった保護者の方は、
是非とも、時間を作り、道場に来て貰いたいと願っている。

さぁ、今日もまた、
幼年から一般までの道場生の皆さんと良い汗をかくぞ!
おすっ!






posted by 井上誠吾 at 10:47| 日記

2016年07月02日

武は戈(ほこ)を止める、日本の役目!




「人を殺す予算」
と、防衛費のことを発言した国会議員がいる。

戦後70年、
日本は戦争を起こしてはいない。
そして、誰一人として、自衛隊は人を殺してはいない。

むしろ、
熊本地震然り、東日本大震災然り、
さらには、火山の噴火・河川の大洪水、等々、
様々な災害において、人命救助を行ってきたのが、自衛隊だ!

つい先日のことだが、
東シナ海上空で、中国の戦闘機が日本の自衛隊機に対して、
一方的な挑発行為を行った。

自衛隊機のパイロットは、
中国機のミサイル攻撃を避けようと、
自己防御装置を作動させて、危機を回避したが、
ドッグファイトという空中戦に巻き込まれるところであった。

自衛隊のパイロットは、
厳しい訓練に耐え、規律を遵守するため、
先にミサイル攻撃をしかけるようなことはありえない。
しかし、
中国機のパイロットには大きな問題がある。
以前から指摘されているように訓練不足なのである。

今回、接触、あるいはミサイル発射でもしていたら、
‶パイロットの未熟では済まない有事となる。

同様に、尖閣諸島では、
中国船の領海侵入は頻度を増し、
ついには、中国の軍艦までもが領海侵入してしまった。

不思議なことに日本のマスコミは、
上記の事に少し触れただけで、以降の報道は一切していない。

与党も野党も、この現実から目をそらし、問題視すらしない。

参院選が近づいている折、、
‶国民を守るための自衛隊の存在
を選挙の争点にし、国をあげて国防を議論すべきである。

国民は無能ではなく、確かな目を持っている。
その証拠に、公的組織に対する信頼度意識調査で、
議員・官僚・警察・裁判・医療・銀行・企業・マスコミ等々、
その中で、もっとも信頼度が高かったのが、自衛隊であった。

これまで、ブログで何度も述べてきたことだが、
全世界が、混沌とする中、
「武は戈(ほこ)を止める」
武道・武士道精神が持つ日本独自の立ち位置が肝心である!

゛武゛という自衛隊は、先制攻撃するものではない!
当然のこと、アメリカが仕掛ける戦争に加担するものでもない!

誠真会館の道場生にはさまざまな国の出身者がおり、
中国は勿論、韓国・北朝鮮出身の道場生も汗を流している。
万が一、それらの国々と戦争になった場合、
小生は、この隣国出身の道場生たちを敵視などできない。
むしろ、
敵視する日本人がいたとしたら、
それら日本人から、隣国出身の道場生たちをしっかりと守る!

その守る行為こそ、
「武は戈(ほこ)を止める」
この精神から生ずるものである!

それは同時に、
「人を殺す」
という戦争行為をしてはいけない、ことに通じる。

世界の中で、武の国・日本が果たすべく役目は大きい!
ゆえに、文武両道の教育が必要なのである!
















posted by 井上誠吾 at 12:20| 日記