2016年07月09日

かんちょうは しなない たびにでるだけ



幼年部の道場生から、
「かんちょうへ
かんちょう だいすきです。
かんちょう しんだら かなしくなるから
しなないでください」
との手紙をもらった。

思わず、微笑んだが・・・、
この子を悲しませてしまったことに胸を痛めた。

実は、文武両道クラスの中でさまざまな話をしているが・・・。
時折、以下のような内容の話もしているのである。

「私は、子供の頃から、問題児でした。
そして、大人になってからも、問題児のままでした。
しかし、50才近くになり、やっと分かったことがあります。
それは、
『仁・義・礼・忠・孝・勇・信、 強く、優しく、潔く』
を根本に生きる、ということです。
その大切さが分かったから、ちゃんと生きようとしています。
そうすると、
『いつ死んでも天国に行ける』
という確信が生まれて、死ぬことが怖くなくなりました。
昔のお爺ちゃんやお婆ちゃんが、
『嘘ついたら閻魔さんに舌を抜かれるよ』
とか、
『悪いことしたら、地獄に落ちるよ』
と言っていたけど・・・、
死んだあとの世界は必ずあります。
ただし・・・。
天国に行くためには、条件があります。
この世で生きている間に、
『どんなことがあろうとも、
明るく、朗らかに、行動する。
すべてに感謝し、すべてを肯定する。
自分勝手なことはしないで、
まわりの人に対して、最善をつくす』
という条件です。
そうすれば、死ぬことなんか、まったく怖くなくなる。
死ぬということは、この世から、あの世への扉を開けること。
そこには素晴らしい死後の世界が待っている!」

と、まぁ。
このようなことを文武両道クラスで話すものだから、
「館長が死んでしまう」
と幼年の子なりに心配して手紙を書いてきたのである。

常々、文武両道クラスでは難しい話をするので、
「親御さんは、私の話を咀嚼して頂き、子供たちに伝えて下さい」
と親子参加を呼びかけている。

当然、前述の幼年の親御さんも参加されており、
咀嚼され、その子に伝えて頂いているので心配はしていない。

しかし、ほかにも、
「かんちょう しなないで」
と思っている子たちがいるような気がする。

そこで、今日の文武両道クラスでは、
「死ぬことは、新たな旅立ち」
をテーマに、楽しく、希望が出るような話にしたいと思う。
そして、
テーマにぴったりの絵本を本屋で見つけてきたので、
読んで聞かせるつもりでいる。

今日のことは、少年部の子供たちに、
「パパやママ、お爺ちゃんやお婆ちゃん、にも声かけて、
みんなで参加してください」
と声をかけている。

このブログをご覧になった保護者の方は、
是非とも、時間を作り、道場に来て貰いたいと願っている。

さぁ、今日もまた、
幼年から一般までの道場生の皆さんと良い汗をかくぞ!
おすっ!






posted by 井上誠吾 at 10:47| 日記

2016年07月02日

武は戈(ほこ)を止める、日本の役目!




「人を殺す予算」
と、防衛費のことを発言した国会議員がいる。

戦後70年、
日本は戦争を起こしてはいない。
そして、誰一人として、自衛隊は人を殺してはいない。

むしろ、
熊本地震然り、東日本大震災然り、
さらには、火山の噴火・河川の大洪水、等々、
様々な災害において、人命救助を行ってきたのが、自衛隊だ!

つい先日のことだが、
東シナ海上空で、中国の戦闘機が日本の自衛隊機に対して、
一方的な挑発行為を行った。

自衛隊機のパイロットは、
中国機のミサイル攻撃を避けようと、
自己防御装置を作動させて、危機を回避したが、
ドッグファイトという空中戦に巻き込まれるところであった。

自衛隊のパイロットは、
厳しい訓練に耐え、規律を遵守するため、
先にミサイル攻撃をしかけるようなことはありえない。
しかし、
中国機のパイロットには大きな問題がある。
以前から指摘されているように訓練不足なのである。

今回、接触、あるいはミサイル発射でもしていたら、
‶パイロットの未熟では済まない有事となる。

同様に、尖閣諸島では、
中国船の領海侵入は頻度を増し、
ついには、中国の軍艦までもが領海侵入してしまった。

不思議なことに日本のマスコミは、
上記の事に少し触れただけで、以降の報道は一切していない。

与党も野党も、この現実から目をそらし、問題視すらしない。

参院選が近づいている折、、
‶国民を守るための自衛隊の存在
を選挙の争点にし、国をあげて国防を議論すべきである。

国民は無能ではなく、確かな目を持っている。
その証拠に、公的組織に対する信頼度意識調査で、
議員・官僚・警察・裁判・医療・銀行・企業・マスコミ等々、
その中で、もっとも信頼度が高かったのが、自衛隊であった。

これまで、ブログで何度も述べてきたことだが、
全世界が、混沌とする中、
「武は戈(ほこ)を止める」
武道・武士道精神が持つ日本独自の立ち位置が肝心である!

゛武゛という自衛隊は、先制攻撃するものではない!
当然のこと、アメリカが仕掛ける戦争に加担するものでもない!

誠真会館の道場生にはさまざまな国の出身者がおり、
中国は勿論、韓国・北朝鮮出身の道場生も汗を流している。
万が一、それらの国々と戦争になった場合、
小生は、この隣国出身の道場生たちを敵視などできない。
むしろ、
敵視する日本人がいたとしたら、
それら日本人から、隣国出身の道場生たちをしっかりと守る!

その守る行為こそ、
「武は戈(ほこ)を止める」
この精神から生ずるものである!

それは同時に、
「人を殺す」
という戦争行為をしてはいけない、ことに通じる。

世界の中で、武の国・日本が果たすべく役目は大きい!
ゆえに、文武両道の教育が必要なのである!
















posted by 井上誠吾 at 12:20| 日記

2016年06月24日

褒めて育てることが正しいのか?



子育ては難しい。
しかし、
「子育てに悩む必要は何もない!」
と小生は思っている。

むしろ、
自らが子育てに悩み、自らが子育てを難しくしている
そのような親御さんをよく見かける。

小生は、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱る」
これだけで充分であり、悩む必要はない、と思っている。

それ以上、親が子供に手を貸して良いものなのか。

もう10数年前の話である。
稽古中に、ぼーっとしている少年部の親御さんが、
「うちの子は褒めたら伸びるタイプです」
と訴えてきたので、
「褒めることは大切ですが、それと同様に厳しさも必要です」
と厳しさの大切さを丁寧に話すと、
少年も親御さんも理解してくれ、稽古を続ける決意をした。
しかし、数か月後・・・。
少年と親御さんが退会届けの用紙を手に、
「空手で教わった厳しさで私立中に挑戦すると言っています」
「まだ空手の厳しさを教えるところまで至っていませんが・・・」
「将来は医者になると言っています。褒めてあげて下さい」
「・・・・・・」
小生は、無言で頷き、退会していく少年と親御さんを見送った。

その後、その子が、私立中に合格した、とは聞いていない。
ましてや、医学部に合格した話など、とんと・・・。

「褒め殺し」という言葉がある。
必要以上の褒め言葉は、人の才能を潰し、堕落させてしまう。

人は皆、何がしかの使命を持って生まれてきている。

要は、
「誰もが、すごい力を持って生まれてきた」
ことに気づかせてやり、
「自分の力を発揮できる」
ように導いていくこと、これが肝心である!

その自分の力が、人によっては、医者なのかもしれない。
あるいは弁護士かも、あるいは官僚かも、あるいは政治家かも、
あるいは・・・と、理想の職業を挙げればきりがないが・・・。

この年になって思う。
子供はなるようになるし、なりたいようになっていく・・・と!

親から言われて動くのではなく、
自分から思わず体が動いてしまう、
そっちの職業のほうに行動せずにいられない。

そうなると、どのような職業でもいい。
その子が、本当にやりたいことであるならば、
その職業で活き活きと素晴らしい力を発揮できるであろう!

無理だ、できない、難しい、と過小評価する必要は一切ない!

当然、理想の職業に就くには、
その職業のことを猛勉強する、という戦いが必要である。

なんの戦いもせずに、
高収入とか、社会的地位とか、それだけを追い求めるようでは、
その職業はますます遠ざかってしまうだろうし、
何より、その子が自信を失ってしまう。

自信を得るには、
己れの嫌なことと向き合って戦うことである!

そうすれば、
すごい力を持って生まれてきたこと、
そして、自分の力を発揮できることに気付くはずである。

そんな自分を信じるからこそ、自信が生まれるのだ!

その自信を得るために、空手の稽古が必要なのである!

まだ書きたいことがあるが・・・この辺で。





posted by 井上誠吾 at 12:35| 日記

2016年06月16日

報道の正義・そして潔さ




舛添東京都知事の辞職が決定した。

このところの舛添報道にはうんざりしていた。

叩かれる材料が続出する舛添さんにも呆れてしまうが、
イジメのように叩き続けるマスコミにも呆れてしまう。

低劣すぎる舛添さんを庇うつもりは一切ないが・・・、
よくまぁ、ここまで寄ってたかって叩き続けたものだ。

「世論が都議会を動かした」
というが、
「先ずは、マスコミが世論を動かした」
そして、
「その世論に対して、都議会が動かざるを得なくなった」
という図式であろう。

マスコミが騒ぐまで、都議会は何をやっていたのやら・・・。
舛添さんの言動と同様、都議会の行動にも首を傾げたくなる。

それにしても、マスコミ報道は偏り過ぎであろう。

以前、このブログで書いたように、
舛添報道の裏で影を潜めている問題がある。
「高市早苗総務相の政治資金不正による刑事告発」
「パナマ文書の公開による各国首脳・関係者の黒い疑惑」
「東京オリンピック誘致による賄賂疑惑」
等々と、これらは、けっしてセコくない問題である。

さらには、
他県の知事の公費利用の疑惑
国会議員たちの公費利用の疑惑
等々と、舛添さんと同様にセコい問題もある。

マスコミは、これらの問題を追及せずに終焉させるのか。
叩きやすい人物だけ叩いて、叩きづらい人物には目を瞑る。
そこには報道陣としての誇りはないのか。

時の権勢に臆することなく
報道の正義
というものを貫き通してほしいものだ。

先週末、
その報道の正義というものを考えさせられる映画を観た。         
「64 ロクヨン」の≪前編≫である。

権力や組織力に屈することのない、
報道の正義が問われる社会派ドラマとなっている。
おそらく、≪後編≫では、
その報道の正義が感動の人間ドラマを生み出すのであろう。

ちなみに、映画「リトルウイング 3月の子供たち 」に、
出演してくれた菜葉菜氏と菅田俊氏も出演しており、
プロデュースしていただいた浅野博貴氏も、
「64 ロクヨン」のプロデューサー陣に名を連ねている。

先々週の昼、劇場に足を運んだら、満員で入場できなかった。
そこで、≪前編≫の最後の公開日である先週末の朝一番に行き、
やっと観ることができた。
それでも、朝一番だというのに、半分ほど客席が埋まっていた。

浅野プロデューサーに映画の感想を伝えると、
「ロクヨンを製作した事で周りから一目置かれるようになった」
との笑い話をしてくれた。

ともあれ、映画「64 ロクヨン」は、
浅野プロデューサー・菜葉菜氏・菅田俊氏、が関わっている
素晴らしい作品である。
まだ≪前編≫も公開している劇場があるらしいので、
時間があれば、ぜひ皆さんにも見てほしい、と願っている。

ああ、またしてもナガクなってしまった。
後半を一気にまとめていきたい。

‶報道の正義は、
映画「ロクヨン」の中でも暗に伝えられているが、
時の権勢に支配された瞬間から、正義は消えてしまう。
庶民の立場に立ってこそ、その力は発揮される!

最後に、舛添さんの話に戻し、タイトルの「潔さ」へと繋げたい。

‶一匹狼だった舛添さんは、
時の権勢から、
‶一匹の野良犬へと放り出された。

自らが撒いた種だから、同情の余地はない。
しかし・・・もし、である。
舛添さんに潔さというものがあれば、違っていた。
つまり、
卑怯じゃない、卑劣じゃない生き方、
そこから出てくる、正直に反省をする、という姿勢があったら、
何も辞職まですることはなかった筈である。

東大を卒業して、
東大の助教授となり、
東京都知事にまでなった人なのに・・・、
昔、お爺ちゃんやお婆ちゃん世代がいってくれた、
潔さ、そして正直に反省をするという、
ごくごく簡単な原点に辿りつかない。

つくづくと、
「強く、優しく、潔い生き方」
武道教育が必要な時代である、と確信する!

今日も、少年部の子供たちと真摯に向き合い、汗を流すぞ!
押忍!





posted by 井上誠吾 at 10:59| 日記

2016年06月08日

子育てが難しい時代A 〜空手道場の果たすべき役目〜



昨日に続き、ブログの更新である。
子育てに戸惑っている保護者の方もおられるので、
早速、続きを書かせて頂くことにする。

小生の悪ガキの犯行が、なぜ母親にバレていたのか?

小生の子供の頃、
昭和30年代という時代は、
バスの運転手さん然り、近所のおじさんやおばさん然り、
みんなの監視の目があり、みんなで子供の教育を担っていた。

悪いことをすれば、すぐに親にバレてしまう繋がりがあった。

今の時代は、
残念ながら、その人間的な繋がりが希薄になっている。

小生は、街中で、野放図に行動する子供を見かけると、
「おい、何やってんだッ」
と注意をしてしまう。
すると、近くにいる母親が、
「この変なおじさん、私の子供に何を言っているの」
と怪しい人間でも見るように睨みつける。

ゆえに最近は、余程のことでなければ声は掛けられない。

実は、この声が掛けられないことに問題がある。

昔、存在した恐いおじさんやおばさんは消えてはいない。
事実、小生の中に熱いほど受け継がれているし、
友人や知人の中にも小生と同様の熱い奴が数多くいる。

しかし、
怪しい人間と勘違いされるのなら、
もう子供に注意なんかできなくなってしまう。

かつて野放図だった小生は、
「この子は、このまま大人になったら、危ない方向に行くぞ」
自分と同じ匂いを感じつつ、残念だが放っておくしかないのだ。

今、子供を叱ることができない、甘く未成熟な親が増えている。
叱れないと、
叱らないの、
その差異に気付かず、
「自由と尊厳を認める寛大な親」
との勘違いも甚だしい認識の上に立って、
叱れないことに甘んじている。

子供に対して、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱る」
ということは、
相当なエネルギーが必要なんだ!

ともあれ、
子育てが難しい時代になった。
もう今の時代に、
近所の恐いおじさんやおばさんの役目は機能しなくなった。

完璧な親はいない。
完璧な子供もいない。
完璧な教育者もいない。
同じように、完璧な空手道場の指導者もいない。

かくいう小生こそが問題児であった。
しかし、
己れの数々の経験から、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱る」
ということを知り、
子供たちが変わる
姿を見てきたことだけは間違いなく、強く自負している!

かつて地域にあった、
‶恐いおじさんやおばさんの役目
を、我々空手道場が担っていかなければならない!

少年部も、保護者の方々も、何か困ったことがあれば、
「先ずは、空手道場の先生に相談する」
ことを薦めたい。

そのためには、
少年部と保護者と指導者、
この三者の信頼関係こそが大切である!

このブログが、
置き去り騒動以来、子育てに迷っている保護者に届き、
少しでも、役立つことができれば幸いである。
押忍!






posted by 井上誠吾 at 12:25| 日記

2016年06月07日

子育てが難しい時代@・・・に思う



第八回関東飛翔選手権大会、無事に終了!
皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとございました!

大会終了後の挨拶で、
「子育てについて」の話をしていましたが、
撤収時間が迫っていたため、
「あとはブログで書きますから見て下さい」
と手短に終わらせて頂きました。

当日の話と重複しますが、
不在だった方々にも内容が伝わるように、
以下、「ですます調」ではなく、「である調」で書き進めます。



‶7才児の置き去り騒動‶
が発生し、子供の躾の難しさが問われている。

少年部保護者の方からも、
「子供がいうことを聞かない場合、どうすれば良いのか?」
との相談を受けていた。

そこで、小生の子供の頃の話をさせて頂く。
小生も、あの大和君と似たようなことをする子供であった。

あれは6・7才の頃。
走るバスの上に石を投げたことがある。
小生の田舎は福岡県筑豊で、炭住の下を西鉄バスが走っており、
「バスの屋根に石を投げたら、どんな音がするんだろう?」
と、通るバスを見下ろすたびに思っていた。

ある日、その好奇心を抑えきれず、石を投げてみた。
ポコーン、と太鼓のような音がして、
「ああ、こんな音なんだ」
と思ったところが、
「なんを投げたとかッ!」
と運転手さんが大変な剣幕で飛び降りてきた。
それを知った母親から、
「なんで、そげんことするとね。こんバカたれがッ!」
と平手で何度も尻を叩かれた。

その母の顔を見上げると、叩きながら泣いていた。

まだある。
今度は、石炭を運ぶトロッコである。
「トロッコの線路に石を置いたら、石はどうなるんだろう?」
と、トロッコが通るたびに思っていた。

そして、ある日。
ついに、その好奇心を満たしてしまう。
トロッコが走ってくるのを見て、線路に小石を置いて、
今度は見つからないように草むらの陰に隠れて、
石がどうなるのか、わくわくして、様子を見ていた。
なんのことはなかった。
小石は無残にも、パーンと砕けて弾き飛ばされた。
ところが、その‶犯行現場‶を近所のおじさんが見ていた。

母親はまた泣きながら、
「このバカたれが、なんで分からんとねッ」
と平手で叩くのだが、手が痛くなったのであろう、
ハタキを取り出して、その柄で叩かれた。

今だったら「虐待」と受け止められてしまうのは間違いない。
しかし、
「あれは、けっして虐待ではない」
と叩かれた本人がそう思っている。

事実、小生には、その荒療治の躾が効果てきめんであった。
悲しむ母の顔を見て、
‶石を投げたり、石を置いたり‶
することは、
「面白そうだけど、悪いこと」
だと知って、それ以来、一切しなくなった。

しかし・・・、
それでも、他の面での小生の悪ガキぶりは続いた。
そのたびに、なぜか知らないが、犯行がバレてしまう。
「悪いことしたらバレるとたい。嘘ついてもバレるとたいッ」
母親は叩く手が痛いから、
平手からハタキ、ハタキからホウキへと持ち替え、
‶武器を高機能化‶しつつ、諭していった。

おかげで、大人になり、
「天網恢恢疎にして漏らさず」
のことわざを知った時、
天道は厳正で、悪いことをした人間には必ず報いがある
とのことを遅れ馳せながら悟る(笑)ことになる。

母親から叩かれたことで、恨んだことなど一度もない。
泣きながら叩く母親の顔を見上げて、
‶愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱っている‶
と子供ながらも本能的に感じ取っていた。

今回の‶置き去り騒動‶について、
「置き去りは虐待です」
「手を挙げることは躾になりません」
「褒めて育てることです」
等々、したり顔でテレビのコメンテイターたちが言っている。

何をいうか、このバカ者ぞろいが!
それは何の問題もない子供に対してだけに通じることだ!

もし、あのコメンテイターたちの子供が、
小生の子供の頃と同じような子供だったら、どうする?
バスに石を投げたり、線路に石をおいたりする悪ガキだったら、
あのように、もっともらしい事を言っていられない。
悪ガキを甘やかしていると、とんでもない結末を迎えてしまう!

つまり、こうだ。
小生みたいな悪ガキに対して、
石をバスに投げつけたとしても、
石をトロッコの線路に置いたとしても、
「よかったね、誰もケガしなくて。もうしてはダメだよ」
とゆるく言われると
「うん」
と返事はするが、反省はしない。
それを、甘い親は反省をしたと思って、その子を褒めるだろう。
小生が悪ガキなら、完全に勘違いをしてしまう!
そして、
「そんなに悪いことじゃないんだ。面白いから隠れてやろう」
と陰で悪いことを繰り返していく。
その挙句が・・・。
やがて、
マンションからペットボトルを通行人に投げつける
道路にコンクリートを置いてバイクを転倒させ死亡させる
と、あのような事件を起こす若者になってしまう!

正直に言おう。
小生は、あの二つの事件が起こった時、
ペットボトルを投げる気持ちも、コンクリートを置く気持ちも、
恐ろしいことに、充分に理解できた。

あの二人の若者は、小生と同じ傾向にある‶悪ガキ‶なのである。

まったく、テレビコメンテイターたちには困ったものだ!

あの‶ペットボトル投げつけ事件‶の犯人に対しても、
あの‶コンクリートを置いて死亡させた事件‶の犯人に対しても、
「どうして、そんなことをするのか、理解に苦しみますね」
と首を傾げながら評論をする。

経験値の少ない人間が、視聴者に向かって、
したり顔で、さも分かったような口を利きながら、
解決策も、対案も何も出さず、不安材料だけを投げかける。

もし、彼らが子供の頃に、
小生と同じように悪いことをして、
親から泣きながら叩かれ、諭され、そして心底から反省する
という経験をしていたならば、
「置き去りは虐待」「手を挙げてはいけない」「褒めて育てる」
などと軽々には言えない筈である。

悪ガキの子育てに悩んでしまっている皆さん、
テレビの無責任なコメンテイターたちに惑わされてはいけない!
親が悩むと、その悩みが別の形で子供に伝染してしまう!

もっと、気楽に子供と本音で向き合えばよいのである!

小生は己れの体験から、
「愛情を込めて、本音でぶつかり、本音で叱れば、子供は響く」
「良くないのは、子育てに自信をなくしてしまう事」
そう断言する!

またしても、ナガクなってしまったが・・・、
「空手道場の果たすべき役目」について、
次回,この続きを述べさせて頂く。





posted by 井上誠吾 at 15:30| 日記

2016年06月04日

月刊誌フルコンカラテ & 明日の飛翔大会



このところ所用に追われ、ブログ更新が遅れている。
しかし、なんとしても、
月刊誌「フルコンタクトカラテ マガジン」
の記事だけは書かねばとパソコンに向かっている。

この月刊誌の記事とは、
40年ほど前、「空手バカ一代」「けんか空手極真拳」等々、
数多くの空手映画が製作された。
そのほとんどに出演していた頃の小生・大葉健二・関根大学、
我々3人が「JACと空手」をテーマに、
〃空手映画の裏話〃
を面白おかしく語っている。

さらに、
加藤邦顕本部長の抱負、
加藤和徳東伏見支部長の技の解説、
と二人の記事も掲載されている。

ちなみに、購読して頂いた道場生が、
「館長、けんかばかりされていたんですね」
と笑いながら感想を述べられていた。

今さら、隠すつもりはない。
確かに、けんかや揉め事ばかりを起こす問題児であった。
そのたびに、
なんど後悔と反省を繰り返してきたことか・・・。
そして、
ようやく50才前後になってから、
「人間は、どう生きるべきか」
に目覚めて、誠真会館を立ち上げるに至ったのだ。

小生の過去を知る大葉健二と関根大学が、
その辺を包み隠さず、赤裸々に語ってくれている。

小生の‶若気の至り‶を反面教師にして頂き、
数々の空手映画の裏話を楽しんで貰えれば幸いである。

さて、いよいよ明日は飛翔大会だ。
「飛翔・羽ばたく!」
あれこれと後悔と反省を繰り返してきた小生は、
この「飛翔」という言葉が好きで、大会名とさせて頂いた。

それが、もう八回目の大会となる。

人は、皆それぞれの立場で戦って生きている。
我々‶フルフルコンタクトカラテ‶には、
「痛い・辛い・怖い・苦しい」
これらがあるからこそ、
そして、それらを乗り越えるからこそ、
個々の「成長に繋がっていく」と確信している!

明日の大会では、
道場で培ってきた力を思う存分に発揮して、
大いなる飛翔へと繋げて貰いたい!





posted by 井上誠吾 at 12:15| 日記

2016年05月21日

マスコミ報道の裏には・・・!



舛添都知事への攻撃が続いている。

当然、叩かれて然るべき人物ではある。
しかし、あまりに低劣で、小生は書く気にもならず・・・、
前回、書いたように、
選挙となると、50億近い税金が投入されるので賢明ではない。
このまま続行させ、「まな板の鯉」とするのが一番!
と思うので、暫くは様子を見よう。

それにしてもだ、マスコミ報道は偏り過ぎてはいないだろうか!

かつて石原元都知事も公私混同していたではないか。
「画家である石原家の四男を都事業に重用し、公費で海外出張」
「ガラパゴス諸島を視察して、高級宿泊船クルーズで豪遊」
さらに「都庁の勤務が週3日」、最後は「新銀行東京の破綻」
すぐに忘れる小生でさえも、上記のことは思い出せる。

なぜ、それらのことをマスコミは徹底追及できないのか?
それは、
「マスコミに対して、圧力をかける事ができる権勢の有無」
と、小生は思っている。

今、舛添報道の裏で、影を潜めているのが、
「高市早苗総務相の政治資金不正による刑事告発」
「パナマ文書で発覚した企業や人物」
「オリンピック誘致に関する賄賂」
などである。

マスコミはこれらのことに関しても、
「権力構造が生み出す圧力に徹底追及の矛先が鈍っている」
と、小生は思っている。

それでも、
石原さんしかいなかったし、安倍さんしかいないし・・・、
という日本の実態が嘆かわしい。

「公僕」という言葉を死語にしてはならない!

小生が尊敬してやまない上杉鷹山公は、
「国家は、藩主が作ったものではなく、
先祖から受け継がれてきたものゆえ、私物化するな。
領民は藩主のためにあるのではない。
藩主は領民のためにこそある」
と名言を残している。

まさに、これが世の指導者たちのあるべき姿である!

誠真会館の指導者たちよ、
各道場が地域に果たすべき役割は大きい!
今日もまた道場生の皆さんと共によい汗を流そう!






posted by 井上誠吾 at 12:24| 日記

2016年05月14日

やはり、文武両道の教育が必要!



またか・・・、
とばかりに様々な疑惑が浮上している。

一つ、舛添都知事による公費流用の疑惑、
二つ、東京オリンピック誘致による賄賂疑惑、
三つ、パナマ文書の公開による各国首脳・関係者の黒い疑惑。

一つ目、舛添都知事はアレコレと弁明していたが、
首都東京のトップとして、醜く、あまりにも情けない!

「都知事の座を返上」との怒りの声があがっているが・・・、
選挙となると、50億近い税金が投入されるので賢明ではない。
このまま続行させ、「まな板の鯉」とするのが一番!

都議会からは追及され、
マスコミからはバッシングされ、
大衆からは軽蔑の目で監視されていけば、
少しは汚名返上を誓い、少し位は働いてくれるであろう。

二つ目、東京オリンピックに関する疑惑については、
IОCに独占的な権利が集中し、自浄能力が欠落しており、
あきれ果て、もう書く意欲さえも残っていない。
もし、よろしければ、過去に書いたものを読んで貰いたい。
2015年7月25日「嗚呼、オリンピックよ」
2013年⒐月2⒈日「オリンピックと空手」
2013年⒐月28日「オリンピックと平和」
2013年⒈0月5日「オリンピックと繁栄」
これらで述べたことが、今回の疑惑にも繋がっている。

子供たちの夢や希望となると・・・、
何とかしなくては、との思いが強くなってくるのだが・・・。

三つ目は、パナマ文書である。
一部が公開されただけで36万件の企業や個人の名前が浮上し、
各国の首脳・関係者たちの租税回避が明らかになってきた。

日本の有名企業や経営者たちの名前も挙がっているが・・・、
世界各国からすると、日本企業の記載は極めて少数らしい。
‶日本人の恥‶が少しでも軽減される事を願わずにいられない。

妙なことに、米国の企業や個人名は少数しか挙がっていない。
それは米国内の「4つの州で租税回避ができる」ためであり、
「あえてパナマを利用する必要がない」との見方もある。
と、いうことは・・・?
今回、パナマ文書で挙がっていない日本企業の中には、
「4つの州で租税回避している企業もある」
との見方もできる。

このパナマ文書の公開の裏には
「米国内に租税回避の金を集め、投資・運用したい」
との思惑と国際金融の闇が見え隠れしている。

日本はじめ世界各国は、
「租税回避地の出現を防止する」ために設立した、
‶OECD(経済協力開発機構‶に調印をしているが、
米国だけが先進国の中で唯一拒否している。

安倍さんには、この件をサミットで追及してもらい、
名付けて「租税回避地コンプライアンス機構」を提案し、
洗いざらい暴き出してほしいものである。

いずれにせよ、租税回避に群がるのは、
富裕層の‶醜い人間の強欲‶のなせるわざである。

ゆえに、文武両道の教育が必要なのである!

ああ、もう枚数に限りが・・・、
この続きはいずれまた書かせていただくことにする。

今日の文武両道クラスで、この話をして通じるだろうか・・・。
親御さんと一緒に参加するのが文武両道クラス、
「難しい話は咀嚼して、子供たちに伝えて下さい」
と常々話しているから、大丈夫だろう。

未来ある子供たちよ、
こんな卑怯なことがまかり通る世の中だから、
「文武両道が大切なんだ」
と理解してくれよ!





posted by 井上誠吾 at 12:01| 日記

2016年05月07日

これ以上頑張るな!



ゴールデンウイークが明けると「五月病」になる人が出てくる。

学生や社会人に限らず、
少年部の子供たちにも「五月病」はあると思っている。

四月を迎え、新学年となり、
新しいクラス、新しい友だち、そして新たな勉強、
今までと違った環境の中で、子供たちなりに適応しようと、
それぞれが懸命に頑張っている。

その上に、空手の厳しい稽古にも耐えている。

しかし・・・、
ゴールデンウイークの休みの影響から、
「学校や空手、に行こう」
という気持ちが損なわれてしまう子供も出てくる。

これまで、そんな「五月病」の子供たちを幾度となく見てきた。
親御さんとしては、心配で仕方ないところであろう・・・。

よく少年部の保護者の方から、
「うちの子供は、このままで大丈夫でしょうか?」
といった内容の問いかけを受ける。

そのたびに、
「大丈夫です。なんの問題もありません!」
と、きっぱりと答えてきた。

小生から見ると、
「頑張っているからこそ、逆に自信を無くしてしまっている」
と、思えてしまう子供もいる。

「頑張る」からこそ、「自信を無くす」とは、
矛盾しているかもしれないが・・・、
親御さんは、
もう充分に頑張っている!
それ以上は、頑張る必要はない!
と、お子さんを抱きしめてほしい。

すべてが‶杞憂に終わる‶。
余計な心配はやめて、楽しく生きよう!

悟達した偉人、天才、聖人たちも、
「世の中のほとんどの事が、‶杞憂に終わる‶」
との意味合いの名言を数多く残している。

失敗しようが、なんだろうが、そのままでいい!
先のことなんか心配せず、一瞬一瞬を楽しんで生きればいい!
とにもかくにも、
「自分は素晴らしい人間なんだ!」
と、根拠のない自信を持てばいい!

誰もが、最高の人生を楽しむために生まれてきたんだ!
さぁ、道場で汗を流して、気分転換しよう!






posted by 井上誠吾 at 12:28| 日記